●あらすじ
私立高校に通う椎名康は、ある日校舎の屋上から転落した血を流す少女を助けようとするが、襲われて意識を失ってしまう。開かれた空間で起こった目撃者
不在の被害者消失事件。多感な若き探偵たちが挑む。
●批評
高校生ならではの、青春や悩みと葛藤をしながらも、事件に食らいついていく姿がわかりやすく描写されていた。事件の真相やどんでん返しが 3 つほど仕掛けられており、伏線回収が追いつかないほど。 ストーリー自体も面白く、主人公視点で書かれているので今何が起こっているかが分かりやすくてスラスラ読めた。